過去に適切な決断ができなかったことを、いつまでも責めてしまうことがあります。ああしておけばよかった、こうしておけばよかった。いわゆる『後悔』というやつです。
ただよく考えてみると、過去の自分は決して失敗をしようとしてその決断をしたわけではありません。その時はその選択肢が一番良いと思って選んだのです。
それを現在の自分が、「なぜ馬鹿げたことをしたんだろう」と過去の自分を責めるのは、暴力以外の何者でもありません。
自分はその時、最善の選択をしようとした。その時の状況の中でベストを選ぼうとした。このことを忘れずにいてください。