スシロー問題でカモフラージュされている中、「内閣感染症危機管理統括庁」設置への改正法案が閣議決定されました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230207/amp/k10013973041000.html
長ったらしいこれは何かというと、もしまたパンデミックが起きた場合に、今よりも内閣総理大臣の権限を増やしてしまおうという法案です。
具体的内容の一つには、現在は緊急事態宣言が出された時にしか発動されない都道府県知事への指示権を、政府対策本部を設置した段階で適応できるようにするというものがあります。
実はWHOも同じような法律を作ろうとしていますし、自民党の憲法改正案の中にも、災害などの緊急事態時は、内閣が国会を通さずに法律を作れるようにしようとするものがあるのです。
これはナチスのヒトラーがやっていたことと同様なので、とても危険だと言えるでしょう。
憲法の話をすると、憲法は国民を縛るものではなく、社会契約説に基づいて成立した国家において、国民が国家権力の暴走を防ぐために制定されたものなので、国民を制限するようなものが載っていてはおかしいのです。それなのに憲法のルールを無視して、国家権力を増大させるようなものをしれっと入れてしまっているのは、明らかにおかしいと言えます。
今回の改正法案は、WHOの法律や憲法改正時の地ならし的な要素があると思いますから、この法案が成立しただけですぐに日本がダメになってしまうとは考えられませんが、独裁国家への歩みを進めているという面においてはやはり危険だと言えるのではないでしょうか。
そういえばビル・ゲイツがまた同じようなパンデミックが起こりますよといっていたので、またコロナみたいなパンデミックは引き起こされるでしょう(起こるではなく起こされるです)。
福島にワクチン工場ができるということですし、小説家レイモンド・チャンドラーの言葉「物語の中で銃が出たなら、必ず発射されなければならない」を借りるなら「ワクチン工場が設立されたなら、必ず打たなければならない」のです。
それを阻止するためにも、少しずつ政治や世の中の流れに意識を向けて、微力かも知れませんが抵抗していきましょう。