何気なく生きていると、税金から財源が確保されてそれを再分配するように見えてしまいますが、本質的には全く違います。国が借金をすることで(赤字)、民間にお金が流れる(黒字)のです。誰かが赤字になると誰かが黒字になります。「国が赤字だ!大変だ!」と言いますけど、誰が黒字になっているのかを全く言いません。全体を見てしっかりと判断しなくてはならないのです。
人は考えないので簡単な答えで納得してしまいますが、実際には全く違ったことが起こっていることがある、という頭の柔軟性を伴う理解が必要だと思っています。
ワクチンの件でもそうでしょう。まさか安全で効果のあると謳われているワクチンが、こんなに大薬害を起こすなんてあり得ない!と思っている人がほとんどです。しかしよく現象を見て分析してみると、その危険性が浮き彫りとなっています。一段高い位置から全体を見渡す、鷹の視点が求められています。
目に見える印象に惑わされずに本質を理解する上で、MMT(現代貨幣理論)は大いに役立つでしょう。経済が苦手であれば、『税金が財源ではない』とだけ覚えておけば大丈夫です。