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租税貨幣論 モズラーの名刺

2022/12/03
租税貨幣論を理解しやすくするために、モズラーの名刺のお話をしましょう。

経済学者のモズラーは、二人の子どもたちに家事を手伝ってもらおうとしてこう言いました。

「もし家事を手伝ってくれるならパパの名刺をあげよう」

でも子どもたちはそんなものに見向きもしません。当たり前です、別に名刺なんて子どもにとってなんの価値もありませんからね。

そこでモズラーは考え直してこう言いました「月末までに名刺を30枚集めてパパの元に持ってくるように。名刺は家事の手伝いをしたらあげよう。でも集められなかったら家から出て行ってもらうからね」。

先程とは打って変わって子どもたちの目の色が変わります。家事をして名刺を集めないと家から追い出されてします。この時がただの紙切れだった名刺に価値が宿った瞬間です。

こうやって、名刺を集めざるを得ないような状況に追い込まれた子どもたちは、モズラーの思惑通りにせっせと家事を行います。

月末になると、二人の子どもたちは無事にそれぞれ30枚ずつの名刺を集め、モズラーの元へ渡しにきました。

ここで考えて欲しいのは、モズラーは別に名刺が必要なわけではないということです。だって名刺は自分で好きなだけ作れますからね。

モズラーが欲しかったのは名刺ではなく、労働力です。ここに気づけると税金の意味がわかってくるはずです。

そしてモズラーは名刺を記念品としてあげるのではなく、しっかりと回収しました。なぜなら翌月もまた、子どもたちに名刺を稼がなければならない状況にするためです。これが僕ら庶民の置かれた状況です。


以上がモズラーの名刺のお話です。名刺をお金に置き換えると、租税貨幣論の意味がグッと理解できてくると思います。

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