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セッションをしていて気づかされたのは、人生に変化を起こしたいタイミングで、タントリズムヒーリングを受けに来られる方がおられるということです。

性エネルギーの交流自体を目的とするよりも、性エネルギーの交流によって自分自身が変わり、人生に変容を起こしたいと考えられているのです。

これは明確に意識されている方だけでなく、無意識レベルで変化を起こしたいと思われていて、セッション中やセッション後にそのことに気づかれる方もいらっしゃいます。

僕はこういう受ける目的もおもしろいと思っています。「思い切って人生を変えたい。緊張するけど、興味があるタントリズムヒーリングを受けに行くぞーどりゃー」と勢いで受けにくる女性を応援するのも結構好きなのです。

人生がちょっと停滞したり、どうしていいかわからなくなったりした時、タントリズムヒーリングで生まれる男女の陰陽のエネルギーの交流は、木々や花々の香りを乗せた春の風が室内の滞った空気を吹き流してくれるように、人生を変えてくれるかもしれません。

回を重ねてくるとだんだんと距離が縮まってくるのですが、そのときにソウルメイトに違いないとか、自分とだけしていてほしいなどといった感情が出てくると危険です。

実際に数名の方が、距離が近くなりすぎてしまい、おかしな感じになってしまったので、今後のセッションをお断りすることになってしまいました。

この距離感はなかなか難しい問題で、遠すぎてもセッション自体がうまくいかないですし、近すぎると上記のことが起こってしまうのです。

今までに距離が近くなりすぎてしまった方に共通するのが、セッション以外で会いたがるということでしたので、どこかデートに行くとか、食事するなどはお断りしようと思います。

例えば一回食事をすると、今度はここへ行きたい、あそこへ行きたいとなって、その方の頭の中でデートが繰り広げられ、勝手に恋人になっていることもあるくらいですので、その芽を摘むためにも、セッション以外ではお会いせずにいるのがお互いにとって一番良いのではないかと思っています。